「ブログを始めたばかりの初心者には有料のテーマがおすすめ」
「機能豊富で効率的に記事が書ける」
でも、有料テーマは1万円以上するものがほとんど。
高い…そんなにブログにお金かけられないよ…
しかも正直、どれがいいかわからない。
SEOに強いテーマってどれ?
今販売されているテーマはほぼ基本的なSEO対策済みです。
「SEOに強い」と販売しているテーマもありますが、正直なところ有名なのテーマであればまず間違いの基本的なSEO対策は行われているので、ほとんど変わりません。
基本的にWordPressのテーマで一番おすすめなのは無料のCocoonです。
Cocoonは有料テーマをしのぐ高機能さとメンテナンス性の良さを持ちます。
もし「このブログのデザインに惚れた」「○○したい」という場合は有料テーマがイイと思いますが、基本的にCocoonを選ぶべきです。
ただ「どうしても有料テーマで始めたい」という方に向けて、JIN、SANGO、THE SONIC、SWELLをつかったことがあるブログ歴1年半の私が使用感とともにまとめてみました。
ブログ初心者であたらしく有料テーマでWordPressをはじめたいならSWELLがおすすめ。
初心者におすすめのWordPressテーマの特徴をまとめています。
おすすめのテーマ
2018~2019年くらいにブロガーさんたちに人気だったのが以下の3つのテーマです。
そのため、2020年の今でも使用している人が多いテーマでもあります。
サイト設計をしっかり行う方におすすめのテーマはAFFINGERだと思います。
機能が豊富で(豊富すぎてすべてを把握するのは難しいらしい)実装できない機能はない、といわれるほど、自由度があります。
機能が多すぎるので、基本的には自分で行いたいことを検索して、逆引きしていくような使い方になると思います。
利用者が多いため、情報が多いのが特徴です。
ですが、デメリットとしては、どちらもブロックエディタへの対応が不十分な点。
ブロックエディタではサポートされていない機能やブロックエディタに変換すると崩れたりするので、やや操作性に難点があります。
ブロックエディタってなに?
WordPressの編集画面には旧画面の「クラシックエディタ」と「ブロックエディタ」があります。
「クラシックエディタ」のサポートは2021年までと言われているので、これから始める場合もテーマ変更をする場合も「ブロックエディタ」に慣れていく必要があります。
また、なによりブロックエディタの方がクラシックエディタよりも圧倒的に初心者にとってつかいやすいので、さくさくと記事をつくれます。
しかもブロックエディタは編集画面が公開記事とほとんどかわらない見た目になるので、いちいちプレビューを確認する必要がありません。
なので、初心者やWordPressに慣れていない方こそ、完全ブロックエディタに対応しているテーマがおすすめです。
2022年おすすめのWordPressのテーマ
2022年におすすめのWordPressのテーマは「ブロックエディタ」に対応しているものです。
JINのやわらかい雰囲気が好きなら[THE SONIC]、SANGOのスタイリッシュな雰囲気が好きならSWELLがおすすめです。
ゴリゴリに収益化サイトをつくりたいなら絶対にAFFINGERです。
ブログの収益が増えてきてカテゴリーを意識していく必要がある中級者向けにもおすすめのテーマは、Cocoon・THE SONIC・SWELL・AFFINGERです。
長い目で見ても、この4つのテーマは優秀だといえます。
おすすめのテーマ比較
Cocoon | THE SONIC | SWELL | AFFINGER5 | SANGO | JIN | |
---|---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | 0円 | 月額プラン 780円/月 年額割引プラン 7,800円/年(650円/月) | 17,600円 | 14,800円 | 11,000円 | 14,800円 |
専用プラグイン | なし | 0円 | なし | たくさん | PORIPU…3,980円 PORIPU tears…4,980円 | CARAT…2,480円 SPACE…3,980円 |
合計 | 0円 | ー | 17,600円 | ー | 14,980円 | 21,620円 |
ブロックエディタ(Gutenberg)対応 | ||||||
備考 | 初心者におすすめのWordPressテーマ | 年額購入でクローズドコミュニティ「SONIC CLUB」の参加できる | 利用者限定の会員サイトあり | 圧倒的な機能 | レンタルサーバーConoHa経由で9,900円 | ー |
Cocoon:有料テーマより機能豊富な無料テーマ
Cocoon | |
価格(税込) | 0円 |
専用プラグイン | なし |
合計 | 0円 |
【公式サイト】https://wp-cocoon.com/
Cocoonは無料でありながら有料テーマよりも機能が豊富でサイトの表示スピードも速いテーマです。
有名なアフィリエイターさんもかなり利用されています。
Cocoonのメリット
- ブロックエディタ対応
- 機能が豊富
- サイトの表示スピードが速い
ブロックエディタ対応
Cocoonはブロックエディタに対応しています。ヘタな有料テーマよりもブロックエディタに対応している機能が多いです。
機能が豊富
Cocoonの作者のわいひらさんは、アフィリエイターブロガー界隈の情報キャッチのスピードも速く、ブロガーアフィリエイター界隈で話題になった機能や誰かがカスタマイズして広まった機能が、すぐにCocoonの標準機能として追加されます。
有料テーマよりも機能豊富だったりします。
サイトの表示スピードが速い
機能が多いと動作が重くなるんじゃ?と思うかもしれませんが、Cocoonはサイトの表示スピードも速いです。
(もちろんサイトの表示スピードはサイトの環境によりますが…)
Cocoonのデメリット
- デザイン
デザイン
Cocoonの唯一のデメリットは一般的にデザインといわれています。JINやSWELLはデザイン性が高くて何も考えなくても美しいサイトができあがります。
ただ、カスタマイズの神、ぽんひろさんがCocoonのスキンと呼ばれるデザインテンプレートでかんたんにキレイなデザインに変えることができます。
デザインにこだわりがあって、自分ではブログのカスタマイズができない人以外は「Cocoon」でなんの問題もないと思います。
Cocoon専用プラグイン
Cocoonの口コミ
THE SONIC | |
価格(税込) | 月額プラン 780円/月 年額割引プラン 7,800円/年(650円/月) |
専用プラグイン | 0円 |
合計 | ー |
備考 | 年額購入でクローズドコミュニティ「SONIC CLUB」の参加できる |
【公式サイト】https://the-sonic.jp/
THE SONICはブロックエディタに完全対応していて使いやすく、収益化するための機能も豊富な初心者から月の収益が10万円以上の中級者におすすめのテーマです。
THE SONICのメリット
- 完全ブロックエディタ対応
- 広告掲載もかんたん
- 収益化をサポートする機能が充実
- クローズドコミュニティ「SONIC CLUB」に参加できる
完全ブロックエディタ対応
THE SONICは完全ブロックエディタ対応です。ブロックエディタに対応していないテーマだと作業性が非常に落ちるのですが、完全対応しているTHE SONICならブロックエディタの操作性になんら不自由な点はありません。
- 再利用ブロックをショートコードで管理できる
- CVボタンもかんたんに作成できる
広告掲載もかんたん
ブログをはじめると意外と苦戦するのが、広告を掲載する方法。
バナー広告を貼ると変なすき間できたり、ボタンの設置がわからなかったり….
THE SONICなら決められたボックスに広告リンクをそのまま貼り付けるだけで、ボタンができちゃいます。
収益化をサポートする機能が充実
THE SONICはもともと「ブログ収益が月10万円以上」の方を想定して作られたテーマのため、実は中級者むけの機能が充実しています。
- ウィジェットの表示・非表示設定
- ABテスト
- テキストコピーボックス
- カウントダウンタイマー
もし今、上記の機能の意味がわからなくても、ブログを運営していくうちに「こんな機能がほしい」がTHE SONICにはそろっていることを実感していくことになります。
クローズドコミュニティ「SONIC CLUB」に参加できる
THE SONICは年額支払いをすると、クローズドコミュニティ「SONIC CLUB」に参加できます。
コミュニティ内ではTHE SONICに対する要望や意見もできたり、特別ゲストも迎えたイベントでブログやSEOのことが聞けたりと、情報の宝庫です。
THE SONICのデメリット
- なんだろう?サブスクリプションテーマ?
サブスクリプション(月額制)
THE SONICのデメリットは特におもいつかないのですが、買い切りではないサブスクリプションモデルなのが、気になる人には気になるみたいです。
でも、買い切りで年々テーマのメンテンナンス性が悪くなるテーマもあるなかで、常に改善を重ねていくモデルなのは、購入者としては安心感があります。
THE SONICの口コミ
SWELL | |
価格(税込) | 17,600円 |
専用プラグイン | なし |
合計 | 17,600円 |
備考 | 利用者限定の会員サイトあり |
【公式サイト】https://swell-theme.com/
SWELLはブロックエディタがつかいやすいテーマです。
特に今JINやCocoonをつかっているけど、もっとつかいやすいテーマないかな?と考えている方におすすめです。
SWELLのメリット
- ブロックエディタ対応
- 移行プラグインがある
- 利用者限定フォーラムがある
完全ブロックエディタ対応
SWELLは完全ブロックエディタ対応です。SWELLは記事作成する編集画面がつかいやすいです。
説明書を見なくても、直感的に操作できるレベルです。かんたんに操作できるからこそ、初心者におすすめのテーマといえます。
移行プラグインがある
SWELLにはJIN、SANGO、Cocoonからの移行プラグインがあるからです。
テーマを変更するときにメンドウで問題になるのが、テーマ依存のボックスや吹き出しなどのデザインが崩れたり。表示されなくなること。
SWELLには移行プラグインがあるので、表示崩れが起きにくいようになっています。
利用者限定フォーラムがある
SWELLには利用者限定フォーラムがあり、SWELLについての相談や不具合報告ができます。
SWELLのデメリット
- 値段が高め
値段が高め
SWELLは17,600円と価格が高めです。ただ、JINは専用プラグインだけにある機能もあって専用プラグインを2つ買うと考えると合計で21,620円なので、有料テーマとしてはそこまで高いわけでもありません。
SWELLの口コミ
AFFINGER5 | |
価格(税込) | 14,800円 |
専用プラグイン | たくさん |
合計 | ー |
備考 | 圧倒的な機能 |
【公式サイト】https://the-money.net/
AFFINGERはとにかく機能が豊富なテーマでSEOも最適化されているテーマです。
アフィリエイターかつエンジニアのENJIさんが開発に携わっています。
AFFINGERのメリット
- 機能豊富・専用プラグインも多彩
- SEO最適化
機能豊富・専用プラグインも多彩
AFFINGERは機能が豊富なテーマです。ニッチな機能以外はほとんど実装可能です。
専用プラグインもたくさんあるので、ニッチな機能以外は実装できない機能はないのでは?と思うほどです。
またAFFINGERはCocoonと同様、ブロガーアフィリエイター界隈で話題になった機能はすぐに実装される傾向にあります。
凝り性のわたしは機能を追加したくて、プラグインを探すことが多いのですが、プラグインにはテーマやプラグイン同士の相性もあって、相性が悪いとプラグイン同士が干渉して不具合を起こす場合があります。
Affingerなら専用プラグインなので、プラグインの干渉を気にする必要もなく、自分のテーマで動作確認等を気にする必要もありません。
SEO最適化
AFFINGERは数多くのテーマのなかでもSEO最適化がキチンとしているといわれています。
AFFINGERのデメリット
- 値段が高い
- 機能が豊富すぎて設定しにくい
値段が高い
AFFINGERのデメリットはやっぱり価格が高いことです。正直、初心者の段階で「AFFINGERを買おう!」と決意できる方は尊敬します。
値段は高いですが、値段以上の機能や価値があるのも事実。
機能が豊富すぎて設定しにくい
AFFINGER利用者の方が口をそろえていうのが「AFFINGERは設定がむずかしい」という点です。
機能が豊富すぎて、しかも設定箇所がいくつかわかれているため、ちょこっとした設定でも時間がかかってしまうことがあります。
AFFINGER専用プラグイン
- AFFINGERタグ管理マネージャー3…21,800円
- PVモニター(AFFINGERタグ管理マネージャー3拡張プラグイン)…12,800円
- ABテストプラグイン3…4,800 円
- SUGOI MOKUJI(すごいもくじ)[PRO]…5,980円
- ステ子(テンプレート管理プラグイン)[PRO]…3,000 円
- LazyLoad SEO…5,000円
- ブログカード外部URL対応プラグイン…3,980円
- PhotoGallery(写真ギャラリー)プラグイン…5,000円
- カスタム検索プラグイン…3,980円
AFFINGER PACK3-WING版
商品 | 通常販売価格 | 合計 |
WING(AFFINGER5EX) | 26,800円(限定販売品)* | 53,400円 |
AFFINGERタグ管理マネージャー3 | 21,800円 | |
ABテストプラグイン | 4,800円 | |
AFFINGER PACK3 | 39,800円(13,600円お得!) |
口コミ
SANGO | |
価格(税込) | 11,000円 |
専用プラグイン | PORIPU…3,980円 PORIPU tears…4,980円 |
合計 | 14,980円 |
備考 | レンタルサーバー[ConoHa]経由で9,900円 |
【公式サイト】https://saruwakakun.design/
SANGOは有名ブロガーさんがよく使用しているテーマです。
尊敬しているブロガーアフィリエイターさんがいて、同じような雰囲気のサイトにしたいならSANGOがおすすめです。
SANGOのメリット
- オシャレで読みやすいブログがつくれる
- 利用者が多いのでネットに情報が豊富
- [ConoHa]経由で安くなる
オシャレで読みやすいブログがつくれる
SANGOのデザインはマテリアルデザインなうえに本文が読みやすいレイアウトになります。
利用者が多いのでネットに情報が豊富
SANGOは利用しているユーザーが多いので、カスタマイズや不具合対応の情報がネットに豊富なのも強み。
ConoHa経由で安くなる
SANGOはレンタルサーバー[ConoHa]経由で購入すると、通常11,000円なのが9,900円になります。
SANGOのデメリット
- ブロックエディタ対応がいまひとつ
- HTMLやCSS、phpは結構いじる
ブロックエディタ対応がいまひとつ
SANGOはブロックエディタ用のプラグインはあるものの、クラシックエディターのショートコードのままで、完全にブロックエディタ対応はされていません。
HTMLやCSS、phpは結構いじる
SANGOで作成されたうつくしいサイトが多いものの、再現するには結構カスタマイズする必要があります。
さくっとそのままつかえない部分もあって、設定に時間を取られることもあるのでちょこっと注意です。
JIN | |
価格(税込) | 14,800円 |
専用プラグイン | CARAT…2,480円 SPACE…3,980円 |
合計 | 21,620円 |
備考 |
【公式サイト】https://jin-theme.com/
JINはつかいやすいので、初心者ユーザーさんが多いテーマです。
開発者が有名なアフィリエイターのひつじさんです。
JINのメリット
- キレイなデザイン
- 操作しやすい
キレイなデザイン
JINは設定しなくてもうつくしいブログになります。JINのキレイでかわいいレイアウトにひかれて、JINにするブロガーさんはたくさんいらっしゃいます。
操作しやすい
JINはたくさんあるテーマのなかでも操作しやすいテーマです。
でもブロックエディタがとにかく編集しやすいので、最近はブロックエディタに対応しているSWELLやTHE SONICのほうが記事は書きやすいです。
JINのデメリット
- ブロックエディタ対応はいまひとつ
- カスタマイズ性は低い
ブロックエディタ対応はいまひとつ
JINはブロックエディタ対応がもう一声です。
カスタマイズ性は低い
JINはなにもしなくてもかわいいブログになる反面、カスタマイズの自由度は少なめです。
JINはカスタマイズせず、そのまま使うのがおすすめです。
まとめ:WordPressテーマはCocoonがいちばん
初心者ブロガーさんにおすすめのWordPressのテーマでした。
一昔前とちがって、WordPressはテーマが豊富で初心者でもかんたんにブログを作成できるようになりました。
「ムリして有料テーマをつかう必要」も「有料テーマでなければ稼げない」わけでもありません。
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