今お使いの歯みがき粉の成分、本当に大丈夫でしょうか?
歯医者さんに通っていたところ、本当におすすめの歯みがき粉を紹介していたので、化学的な成分から考えるおすすめの歯みがき粉などの口腔ケア用品についてまとめてみました。
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原理や成分から考えた正しい歯のケア
歯医者さんで教わったおすすめの歯みがき粉の条件は以下の通りです。
歯科医師おすすめのハミガキ粉の条件
- 研磨剤不使用
- 発泡剤不使用
- フッ素またはハイドロキシアパタイト配合
上の歯医者さんおすすめの条件を満たした歯みがき粉は以下の3つです。
下に行くほど、良い原材料のものを使っており、値段も高くなります。
歯医者さんおすすめの歯みがき粉
研磨剤は毎日使わなくても良いかな
毎日研磨剤入りの歯磨き粉で歯を磨くのは、例えば、お風呂のバスタブを掃除するのに、毎日やわらかいスポンジではなくてダイヤモンドパッドで擦るようなものだと思います。
水あかやカビ汚れがが溜まっている場合には削り落としてもいいかもしれませんが、毎日磨き粉で研磨して磨いていたら、バスタブは傷だらけになってしまいます。
「研磨剤入りの歯みがき粉で毎日歯を磨くことは」これと同じことを歯でおこなっているようなものです。
研磨剤にはステインを削り取るには一定の効果があります。
そのため、歯が歯石やステインだらけの場合は研磨剤を使ってキレイに磨くのは効果がありますが、毎日研磨剤でこすっていたら歯に負担がかかってしまいます。
歯医者さんによっては、研磨剤は一切不要。研磨剤を使わないため、ステインは溜まってきてしまうが、たまったステインは歯石と一緒に定期的に歯医者さんで除去すれば良いと考える方もいます。
そういったことを考えると、ふだん使う歯磨き粉は研磨剤入りで1週間に一度程度の頻度で研磨剤入りのはみがき粉を使用すればいいかな、と考えます。
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発泡剤は不要
歯磨き粉に発泡剤はいらないと思います。
というのも、歯は洗うものではなくブラッシングしてこすり洗いするものであって、ボディソープのように泡で包み込むように洗うようなものではありません。
歯磨きは食事で歯はについてまった食べかすを歯から物理的に除去するのが目的です。泡で食べかすを包んだところで、歯は綺麗になりません。
逆に泡立ちが良すぎると、泡で歯を磨けた気になってしまい、磨き残しが増える恐れもあります。
フッ素・ハイドロキシアパタイト配合
フッ素は歯のエナメルと結合してより丈夫な結晶構造を作り、歯の表面を強くできます。
という方に「薬用ハイドロキシアパタイト」が含まれている歯みがき粉がおすすめです。
ちょっと値段は高くなりますが、フッ素フリーなので安心して使うことができます。
正しい歯のケアができる歯みがき粉
歯医者さんおすすめの、研磨剤不使用・発泡剤不使用の歯みがき粉は以下の3つです。
歯医者さんおすすめの歯みがき粉
表は横に動かすことができます。
研磨剤不使用 | 発泡剤不使用 | フッ素不使用 | 合成甘味料不使用 | |
○ | ○ | × | ||
○ | ○ | ○ | × | |
○ | ○ | ○ | ○ |
*情報は最新のものに更新するように努めておりますが、もし情報に間違い等がございましたご連絡いただけましたら幸いです。
チェックアップ(Check-Up):研磨剤フリー
研磨剤、発泡剤不使用の歯みがき粉「チェックアップ」です。
香味剤にはキシリトールが使用されています。
私が通っている歯科医院では550円で販売されていました。
Check-Up (チェックアップ)の使い心地 口コミレビュー
チェックアップの味は王道のミント味で少し懐かしさを感じます。
アパガード プレミオ:研磨剤・フッ素フリー
研磨剤、フッ素不使用の歯みがき粉が「APAGARD(アパガード) プレミオ」です。
ドラッグストアでも販売されているため、かんたんに手に入れることができるのもメリットです。
アパガード プレミオはフッ素で虫歯予防するのではなく、「薬用ハイドロキシアパタイト」で虫歯予防を行います。
詳細 薬用ハイドロキシアパタイトとは
フッ素不使用であるため、フッ素に抵抗がある方におすすめです。
香味料にはサッカリンナトリウムが使用されています。
ネットには「サッカンナトリウム」と記載されているものもありますが、誤植では…?
サッカリンナトリウムは食品にも使用されている合成甘味料です。
アパガード プレミオの使い心地 口コミレビュー
アパガードプレミオの味は一般受けするようなおいしい(?)味です。甘味料入ってますしね。
オーラパール:研磨剤・フッ素フリー
研磨剤不使用、フッ素不使用、合成甘味料不使用の歯みがき粉が「オーラパール」です。
かぜぐすりの「ジキニン」で有名な製薬会社「全薬工業」が開発した商品です。
詳細 ➢ 自宅でホワイトニング|薬用オーラパール 全薬販売 公式ページはこちら
香料はマリンミントタイプとのことで、甘味料の類は記載されていません。
という方には、少し高いですがフッ素も合成甘味料のサッカリンナトリウム不使用の「薬用ハミガキ オーラパール」がおすすめです。
正しい歯のケアに必要なフッ素コート剤
私は歯みがき後に「何かを塗る」というのがニガテなので、フッ素コート剤は使用していません。
歯みがき後にフッ素でコートすることで、酸に強い歯になります。
フッ素コート歯磨きジェル:ジェルコートF
ジェルコートF [主な成分] フッ化ナトリウム(フッ素950ppm)、塩酸クロルヘキシジン(殺菌剤)、β―グリチルレチン酸(抗炎症剤)、ポリリン酸ナトリウム(キレート剤)、キシリトール(甘味料)
研磨剤、発泡剤不使用でジェル状の歯磨き剤ジェルコートFです。
私が通っている歯科医院では1000円で販売されていました。
薬用マウスウォッシュ:コンクールF
フッ素が配合されているマウスウォッシュです。
私が通っている歯科医院では900円で販売されていました。
変更後の私の歯のケア
私は、毎日の歯磨きはCheck-Upを使って、1週間に1回程度アパガード プレミオを使うことにしました。
選んだ理由は値段です。
中身だけ考えたら「オーラパール」がいいのでしょうが、少し高すぎるので…
研磨剤なしに歯みがき粉の使い心地は良いです。
一般的な研磨剤入りの歯みがき粉だと研磨剤がある分、歯ブラシが歯の上ですべり、ブラシが歯をとらえきれていない感覚がありました。
でも、研磨剤が入っていない歯みがき粉で磨くと、研磨剤で滑ることがなくなるため、歯ブラシで歯をしっかりブラッシングできます。
結果的に、しっかり歯をとらえて磨けるため、仕上がりの歯がつるつるになります。
フッ素コートは、歯に何かを塗るというのが個人的にまだ抵抗があるので、今のところは使っていません。
正しいハミガキの方法
歯科医師さんから教えてもらった正しいハミガキの方法は以下の2つです。
正しいハミガキの方法
- 歯ブラシは水でぬらさない。
- ハミガキ後のうがいは水を少なくする。
歯ブラシは水でぬらさない
水をつけすぎると、泡立ちすぎて「みがけた風に感じてしまう」ので注意。
ハミガキ後のうがいは水を少なめに
歯みがき後のすすぎは、15mLの水で軽めに5秒程度ゆすぐだけにします。
フッ素やハイドロキシアパタイトが全部流されてしまうと、歯の再石灰化がうまく促進されません。
まとめ:はみがきの基本を見直す
よくよく考えてみたら、歯に負担をかける”間違ったケア”をしていたかもしれません。
節約のために(?)、虫歯にならないようにケアしていきたいと思っています。
歯医者さんおすすめの歯みがき粉
耐えきれない歯の痛みが発生したため、歯医者さんで、ただいま絶賛治療中です。いつも思います。なぜ虫歯になるまで放置していたのかと。
虫歯はそこそこ治療費がかかっています。
治療費の事を考えると、虫歯にならないことが一番の節約な気がします。
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