携帯ショップで営業のアルバイトをしていた経験のある私でもかなり難しい…
MVNOやら料金やらSIMやら機種やら、複雑すぎてよくわからない格安SIM。
たくさんある格安SIMの中から、安心で多くの人が使っているおすすめの4つについて特徴と注意点を含めて、好みにあった格安SIMの選び方をまとめました。
この機会にあなたにあった格安SIMを見つけてみてください。
詳細 ➢ 【auからのりかえて1台あたり年間60,000円の節約】UQモバイルの料金プランと選び方|格安SIMにしたい
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格安SIMとは
格安SIMの前に、当たり前すぎて私は意外としっかり理解していなかったんですが、スマホを使うには、スマホと通信をするためのSIMカードが必要です。
ものすごいざっくり言うと、格安SIMとはこの通信のために必要なSIMカードの月々の利用料が安い=安い通信回線を使うよ!ってことです。
格安SIMとは?
スマホで使える安い通信回線ってこと(ものすごくざっくり)
[/safe] ドコモやauソフトバンクといった大手の携帯通信キャリアだと、スマホ本体とSIMカードを一緒に契約する場合がほとんどです。一方で、MVMOと呼ばれる格安SIMの会社(通信キャリア)だと、①スマホ本体とSIMカードを一緒に契約する、② SIMカードだけを契約する方法もあります。
格安SIMへの変更方法は大きく2つ
「ドコモやau、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えたい!」と思ったときに変更方法は大きく分けて2つあります。
- 今のスマホのまま乗り換える
- 本体も一緒に変更する
今のスマホのまま乗り換える
使っているスマホのまま格安SIMへ乗り換える方法です。
メリットとしては、新しく本体を買わないので安く済みます。
ですが、回線が対応していない場合、SIMロック解除する必要があります。
回線が対応していれば、SIMロックを解除しなくても使うことが出来ます。
auのスマホを使っている場合はそのままそのスマホがUQモバイルが使えます。(UQモバイルはau回線を使用しているため)
- 新しく本体を買わなくていいので安く済む
- 回線が対応していない場合、SIMロックを解除する必要がある
SIMロック解除とは
ドコモやau、ソフトバンクで購入したスマホは「SIMロック」が設定されていることがあります。
SIMロックとは、そのスマホを買って契約した会社の回線でしかそのスマホが使えないという設定のことです。
例えば、ドコモでSIMロック設定されたスマホを買った場合、そのスマホはSIMロックを解除しないとドコモの回線でしか使えません。
SIMロックを解除すると、どこの会社のSIMでも使えるようになります。
例えばソフトバンクでSIMロック設定されたスマホをSIMロック解除すると、そのままソフトバンクでも使えるしUQモバイルでも使えるようになります。
SIMロック解除できるのは2015年5月以降発売のスマホ端末・機種
SIMロック解除ができるのは、2015年5月以降に発売されたスマホ端末・機種です。
残念ながら、2015年5月以前に発売されたスマホ端末はSIMロックを解除することができません。
本体も一緒に変更する
格安SIMに乗り換えた時に、一緒に本体も変更する方法です。
本体を新しくする場合は、申し込み時にモバイルで扱っている製品にする場合と、Apple Storeや家電量販店で本体だけを購入する場合の2通りがあります。
格安スマホ
格安SIMを扱っている会社が、最新機種よりも安く購入できるスマホのことを「格安スマホ」と呼んでいる感じです。厳密な区別はありません。
例えば、UQモバイルで取り扱っているiPhoneとAndroidスマホは以下の通りです。
関連 ➢ UQモバイル|製品一覧
Apple store(アップルストア)などで買う
スマホはお店やオンラインショップでも購入できます。
iPhoneであれば Apple Store(アップルストア)。 Apple Storeは#楽天Rebatesに登録して、楽天リーベイツ経由で買うと、クレジットカードのポイントと楽天ポイントのポイント二重取りができます。
楽天Rebates公式ページ [safe title=”ポイント”]
UQモバイルにのりかえたい
- 今のスマホをそのまま使う → auならそのまま/ドコモ、ソフトバンクならSIMロック解除をする
- 本体も一緒に新しくする → 対応機種/Apple storeなどで買う
格安SIMのデメリット・不安に思う点
格安SIMに変える前に多くの人が不安に思うのが以下の3点です。
格安SIMへのイメージ
- 通信速度が遅いんじゃないか?
- キャリアメールがなくなるって聞いたけど、ないとヤバいの?
- 契約がネットだけのやり取りで難しいんじゃないか?
確かに一般的な格安SIMにはデメリットもあります。
一般的な格安SIMのデメリット
- 通信速度が遅い。
- キャリアのメールがない(@docomo、@softbank、@ezwebとか)
- 店舗(ショップ)がなくて、ネットからのみの契約&なにかあった場合のサポートがネットからのみ
よく言われる格安SIMのデメリットですが、この3つのデメリットがないのがUQモバイルです。
難しいことはいいから、今の大手の携帯会社みたいな使い心地が良い方にはUQモバイルがおすすめです。
通信速度が遅い
格安SIMは大手の携帯会社(docomo、au、ソフトバンク)が少し前に使っていた通信回線を使っている場合がほとんどです。
UQモバイルは例外で日本中どこでも大手なみの通信速度です。
UQモバイルの通信速度
そのため、大手の通信会社と比較して、通信速度が少し遅い傾向にあります。
特に、使う人が多くなるお昼の時間帯に通信速度がガクッと遅くなる会社もあります。
キャリアのメールがない
格安SIMには、キャリアメールアドレスと呼ばれる@docomo、@softbank、@ezwebとかがつくアドレスを使えません。
UQモバイルは例外で月額200円でキャリアメールアドレスが使用できます。
詳細 ➢ 【auからのりかえて1台あたり年間60,000円の節約】UQモバイルの料金プランと選び方|格安SIMにしたい
キャリアメールを使うのは、主に以下のときです。
- MMS(iPhoneでいう緑色のアイコンのメール)でやり取りを行うとき(MMSはキャリアメールアドレスにメールを送ります)
- LINEの年齢認証ができない
ジャニーズのファンクラブ
ジャニーズのファンクラブやメール伝言板にキャリアメール以外のフリーメールも使えるようになりました。
MMSが使えなくなる
最近はMMSよりもLINEでやり取りがする場合が多いので、キャリアメールがなくてMMSが使えなくても、も知り合いとの連絡に困ることは少ないと思います。
iPhone同士であれば「iMessage」といって電話番号を使ってメッセージを送ることができます。
参考 ➢ iMessage 設定と使い方
キャリアメールアドレスのかわりに、無料作れてパソコン・スマホで使えるフリーアドレスを用意します。
キャリアメールアドレスは携帯会社が変わると変更しなければなりませんでしたが、フリーアドレスはどのスマホからでもどのパソコンからでも使うことができます。
店舗(ショップ)がなくて、ネットしかやり取りできない
格安SIMの会社は街中に店舗(ショップ)がなくて、ネットからしか手続きができません。
と思われるかもしれません。
でも最近では、格安SIMを使う人が増えてきたので、ネットに情報がたくさんあります。
質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
なにより最近では大手の携帯会社の店舗だからといって、親切丁寧だとは限りません。
最近スマホの名義替えしたので請求書を紙で届くようにしたら、こんなの発見。76歳の母になんてひどい押し売りしてるんだろう。いくら本人同意とはいえ総務省はこういうのをやめさせるべきじゃないのか。もちろん母は契約時のショップ店員トークを覚えてない。OBとして情けない。 pic.twitter.com/EWrc7yanuQ
— 夏野 剛 Takeshi Natsuno (@tnatsu) 2019年2月21日
店舗でも不必要にたくさんの契約をさせて、ムダなお金がかかっていることもあります。
逆に格安SIMはネットからしか登録できないこともあり、ネットの情報が充実しています。
おすすめの格安SIMの特徴やメリット・デメリット、注意点まとめ
それぞれの特徴にあわせたおすすめの格安SIMは以下の通りです。
次から格安SIMの特徴をまとめていきます。
大手並みの速度やサービス:UQモバイル
スマホの質を落とさずに、格安SIMにして通信費を安くしたいのであれば、UQモバイルがおすすめです。
大手の携帯会社と同じような使いごこちです。
UQモバイルは首都圏以外でも高い通信速度を誇り、実際の通信速度が速いという測定データが出ています。
参考 ➢ マネー大全2019
お昼などの人が多く使う時間帯でも、通信速度は低下は一切感じません。
UQモバイルは大手のキャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)のようなサービスが揃っているため、一般的な格安SIMのデメリットがほとんどありません。
唯一の格安SIMの中では最安ではありません。私は月々1,680円かかっています。
という方にUQモバイルは最適の格安SIMです。
詳細 ➢ auネットワークで月々980円(税抜)~!【UQ mobile】
\大手の携帯会社と同じくらいの通信速度・サービスなのに安い/
料金の安い:mineo
The 格安SIM、格安SIMの王道なのがmineoです。
いわゆる世間一般の格安SIMのイメージそのままです。
とにかくmineoは安くて、料金は料金は最安値の価格帯です。
ただし、使う人が多くなるお昼の時間帯に速度が低下します。
mineoにはキャリアのメールアドレスはありません。
mineoは実店舗はなくネットからの申し込みのみです。
\安い・かんたん 顧客総合満足度第1位/
+αのサービスで選ぶ:楽天モバイル・LINEモバイル
格安SIMの中には「料金が安い」にプラスしたサービスがあるところもあります。楽天モバイルとLINEモバイルです。
楽天モバイル:ポイントで支払いができる
楽天モバイルの圧倒的なメリットは「料金の支払いに楽天ポイントを使える」点です。しかも期間限定ポイントも使えるという万能っぷり。
さらに楽天モバイルにすると「楽天での買い物の際につく楽天ポイントが+2倍」になります。
楽天市場は上手に買い物をすれば、ポイントが20%弱つくので、1万円の買い物で2,000円分くらいのポイントがつきます。
私はふだんの食料品や日用品の1万円分くらいの買い物を楽天市場で買うので、スマホ料金くらいのポイントはムリせずにかんたんに貯まります。
生活必需品を買って貯まったポイントをスマホの支払いに充てれば、実質スマホがタダで使えることになります。
楽天市場での上手な買い物の方法は「楽天ポイント攻略」の記事をご覧ください。
関連 ➢ 【楽天ポイント攻略】スーパーセールや買い回りを上手に利用!私が得した方法をすべて公開
さらに、楽天モバイルは契約者と利用者をわけることができます。
利用者はプランの変更やデータの追加購入をすることができません。
契約者=保護者、使用者=お子さんにすることで、お子さんが勝手にスマホの料金プランの変更やデータの追加購入をするといったトラブルを防ぐことができます。
ただし、楽天モバイルは通信速度が遅いです。
これは今後に期待かな…
個人的には通信速度の問題に目をつむってでも、楽天モバイルにするか迷っているところです…。節約のメリットが大きすぎます。
遅いといっても数年前までは使用していた回線速度なわけで、もちろん使って使えないことはないですよね。
詳細 ➢ 楽天モバイルは超お得!楽天モバイルなら月々のスマホ代がこんなにもお得?早速シミュレーション!
\楽天ポイントで支払える&楽天での買い物のポイントが+2倍/
LINEモバイル:LINEアプリ使い放題
友達がめっちゃ推しているのがLINEモバイルです。
LINEモバイルは「対象のサービスを使うときの通信量は料金の計算に含めない」ため、LINEが使い放題です。
スマホの料金プランにはデータの使用量上限があり、データ上限を超える と通信速度が遅くなってしまいます。
LINEモバイルなら何も気にせずにLINEをガンガン使うことができます。
特にLINE MUSICなど、データ量が多くなるサービスを使っている場合にはおすすめです。
また、LINEモバイルも契約者と利用者をわけることができます。
\安い・安全スマホをお子様用に/
私は通信速度でUQモバイルを選択
私は「通信速度」を重要視したので、UQモバイル一択、UQモバイルに乗り換えました。
同じ調べ物をするのにしても、倍の時間がかかるのは時間がもったいないという考えからです。
でも最近は、外出先でkindleを読んでいるので、そこまで調べ物をしなくなったので、通信速度の遅い楽天モバイルでもいいかな…とも思っています。
関連 ➢ 【オーディオブック風】kindleの読み上げで積ん読の解消
\大手の携帯会社と同じくらいの通信速度・サービスなのに安い/
通話料金が不安な方はアプリで解決
有名な無料通話アプリのLINEは、スマホやガラケーだけでなく、固定電話にも無料で通話ができます。
詳しい使い方は「【LINEで可能】スマホから固定電話へ無料で通話する裏技」をご覧ください。
関連 ➢ 【LINEで可能】スマホから固定電話へ無料で通話する裏技
まとめ:あなたにあった格安SIMでムリなく節約
自分にあった格安SIMにすればストレスフリーでスマホの値段を安くできます。
関連 ➢ 格安SIMに移行前に準備すること
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