以前のほどでもありませんが、まだまだ仕事において女性に対する偏見もあるのも事実。
女性の皆さん、化学メーカーおススメです。うちの場合、男性ばかりなので女性は非常に大切に扱われてます。
・汚い、肉体労働、お客さん怖い 部署には配属されない
・偉い人が女性には優しい
・男性ほど転勤がない
・女性の応募人数が少ない割に女性を多くとろうとしているので実質倍率低い— ぺん@化学メーカー技術・開発職 (@YK_chem) March 3, 2019
・なぜか女性だけ借り上げ社宅の条件が良い
・結婚相手には困らない(社内婚すごく多いです)
・育児休暇後の復帰、時短勤務、フレックス、在宅勤務。全ていけます。— ぺん@化学メーカー技術・開発職 (@YK_chem) March 3, 2019
理系女子は少ないからといって優遇されるとは限りません。
「どうせ逆差別されるんだろ」と思われがちですが、そんなことはなく、女性としてはみなされず、平等な扱いを受ける会社も多いです。
また体力のない会社は、まだまだ産休・育休を取得して労働力が減るという潜在的な可能性を持つ女性の雇用に消極的なところもあります。
[note title=”この記事では”]「女性研究職への優遇は本当か?」実際に複数の会社で勤務経験のある女性研究職が自身や先輩、他社勤務の友達の話を総合して実情をまとめてみました。[/note]
女性の逆差別は本当か?
私は複数社に勤めた経験があります。
また、同期も女性の技術職が何人もいるので、1点からの事実ではなく、複数の体験談を知っています。
そういった体験談を総合すると、以下の化学メーカーに対する女性に対する逆差別はすべてが正しいわけではありません。
化学メーカーの技術職は特に生産や営業などお客さんに近くなればなるほど、体力的にも精神的にも厳しいのは事実です。
女性も例外ではなく、たくさんの苦労が待ちうけています。
正直、手放しには「化学メーカーの技術開発職は女性におすすめ」とは言えないです。
女性の皆さん、化学メーカーおススメです。うちの場合、男性ばかりなので女性は非常に大切に扱われてます。
・汚い、肉体労働、お客さん怖い 部署には配属されない
・偉い人が女性には優しい
・男性ほど転勤がない
・女性の応募人数が少ない割に女性を多くとろうとしているので実質倍率低い— ぺん@化学メーカー技術・開発職 (@YK_chem) March 3, 2019
・なぜか女性だけ借り上げ社宅の条件が良い
・結婚相手には困らない(社内婚すごく多いです)
・育児休暇後の復帰、時短勤務、フレックス、在宅勤務。全ていけます。— ぺん@化学メーカー技術・開発職 (@YK_chem) March 3, 2019
女性は配属で優遇?
汚い、肉体労働、お客さん怖い 部署には配属されない
え、マジか…全くそんなことありません。ホワイト企業だったら配慮があるのかな?
私の所属していた会社では、汚い部署にも、肉体労働がある職場にも、お客さんが怖い職場にもふつうに同期が配属されていました。
私自身も溶剤が充満した実験室で重さ30㎏の原料を使って実験をしていました。
営業に同行して、お客さんに謝罪しに行って、罵倒された同期もいます。
偉い人がが女性に優しい
偉い人が女性には優しい
これは「見た目がキレイやカワイイ女性には優しい」のような気がします。
でも、別の弊害もあって、飲み会とかで偉い人のご機嫌取りに注力しなきゃいけない場合も出てきます。
「仕事がだから仕方がない」と割り切って受け答えをしていたところで、同期から「女性って可愛がられて特だね。」と言われる始末。大人になれよ…マジで。
女性は転勤がない
男性ほど転勤がない
新卒配属ガチャは結構平等でしたね。
東京出身の同期の女性が北陸配属になっていました。
家庭を持ったら配慮されることもありますが、配慮がなくずっと続く単身赴任に疲弊してやめていった方も知っています。
女性は応募倍率が低いので就職しやすい
女性の応募倍率が少ない割に女性を多くとろうとしているので実質倍率低い
企業によっては女性の逆優遇はあるみたいですね。
課長職に女性を●●%って決めている企業だと「実力がなくても昇進している」という男性社員の嘆きを結構聞きます。
女性は社宅の条件が良い
なぜか女性だけ借り上げ社宅の条件が良い
きちんと寮が整備された企業だと、女性だけ社宅の条件が良いことがあります。
男性寮が大昔に建てられた一方で、女性量は後から建てられたりすることがあるので、女性優遇の社宅は多いです。
女性は結婚相手に困らない
結婚相手には困らない(社内婚すごく多いです)
これはね、ガチ。そもそも理系女子は理系男子と結婚する人が多いですね。
一般的な職場に比べて、周りに男性が多いため、確率は上がると思います。
ただ正直、男性側にも選ぶ権利があるわけで、必ずしもみんな結婚できるわけではなくて、選ばれないって可能性も十分にあります。
それに、社内の男性は微妙って場合だってありますよね。事実、婚活している同期もいいます。
男性と出会う確率が大きいはとても大きなメリットだと思います。
勤務体系の自由度が高い(育休復帰・時短勤務・フレックス・在宅勤務OK)
育児休暇後の復帰、時短勤務、フレックス、在宅勤務。全ていけます。
…多分ホワイト企業限定。
企業によっては、いまだに寿退社が暗黙裡のところも聞きます、かなり有名企業ですが。
フレックスが女性にだけ認められている企業ってどこだろう?
在宅勤務に関しては、技術職って実験してなんぼの部分もあるし、業務内容によっては不可能です。
実験に時間がかかるから、帰宅時間を守るために、早朝出社して研究している先輩もいました。
まとめ:「逆差別だ」という男性社員の不満は怖い
実際の経験からまとめた女性技術職の実情でした。
本当に逆差別をされているのであれば、化学メーカーへの就職を女性には強く勧めたいと思いますが。
なにより怖いのは「女性は逆差別をされている」という男性社員の不満がある点です。
環境に対する不満があると、その不満はどこにぶつけられるか…
新卒で女性を積極的に採用したい気持ちは分かるんですけど、筋力・体力的な問題で女性は研究開発メイン、男性は生産系メインで配属せざるを得ないんですよね。運が悪いと院卒男性ですら交代制のライン勤務になるし、研究開発は業務が回らなくて中途採用マストになるし、人事は社内にも目を向けてほしい
— 元田中ちゃん (@mototanakachan) February 26, 2019
女性の採用数に関わらず、理系の院生でも生産系に配属になるのが日本企業です。
産休・育休による労働力の減少は否応なく、残された男性社員や独身女性にのしかかります。
「生物学的現象だから仕方がない?女には仕事は向いていないのだからやめろ」
反論できないかもしれません。
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