転職活動を始めたはいいものの、全然うまくいかない…
イマイチ転職活動がスムーズにいかなくても、焦らないでください。
転職活動がうまくいかなくて焦った結果、転職に1回失敗しました。
この記事では、転職サービスを20社以上を上手につかって、 2回目の短期転職に成功した私が経験をふまえて、転職を成功させるためのコツをまとめてみました。
また今回は完全無料のサービスだけしか紹介していません。
理系転職を成功させるための具体的な進め方をまとめています。
転職活動の流れ
転職活動ってどんな流れで進めればいいんだろう?
転職活動の流れを知らなければ、準備や作戦もうまくはたてられません。
転職の基本的な流れをおさえておきます。
転職活動の流れ
- 情報収集:自己分析・企業分析・求人探し…「自分について」と「企業について」の2つの情報を収集する必要があります。
- 応募:履歴書・職務経歴書・応募…「履歴書」と「職務経歴書」を作成し。企業へ応募します。特に理系の専門職転職の場合は「職務経歴書」が重要になります。
- 面接:筆記試験・適性検査・面接…転職面接を受けたり、企業によっては適性検査や筆記試験を受講します。
- 内定:就労条件交渉・引継ぎ・退職…必要に応じて内定先の企業と条件交渉を行い、希望通りであれば内定に承諾します。
基本的な流れは就職活動と変わりませんが、大きな注意点としては現職に従事しながら転職活動をする場合は、在籍中の企業に転職活動をしていることはバレない方がいいです。
転職活動を戦略的に進めていく
転職活動を戦略的に進めるにも、重要なのは「成功した転職者は、平均4.2社の転職エージェントを利用している」という点です。
一般的な平均の利用者数が2.1社なのに対し、転職成功者は4.2社の転職エージェントを利用していることが、データに示されています。
1社の転職エージェント(人材紹介会社)から紹介される求人案件数は、平均して数件です。より幅広く求人を比較検討したうえで活動を進められるように数社~10社程度はご併用いただくことをお勧めしています。
【転職エージェント(人材紹介会社)利用者数】
◆ 転職決定者:平均4.2社
◆ 全体 :平均2.1社
出典元:転職エージェントを活用するポイント
しかも、この4.2社という数字は転職エージェントの利用者数です。
転職サイトをあわせたら、さらに1.5~2倍のサービスを利用していると予想されます。
転職を成功させている人は、6~8個の転職サービスを上手に利用することで内定を勝ち取っています。
複数の転職サービスを併用できるのは、転職サービスのほとんどは無料で利用できるからです。
転職サービスにはそれぞれに強み・弱みや特徴があるので組み合わせて転職サービスのいいとこどりができたり、「独占求人」と呼ばれる、その転職エージェントのみが保有するお宝求人を発見できたり、自分と相性の良くて優秀な担当者に出会うことができます。
転職サイトと転職エージェントの違い
- 転職サイト…求人が掲載されているサイト。求人を自由に検索・閲覧・応募が可能。
- 転職エージェント…対人サービス。担当の転職エージェントと個別に面談を行い、経歴や希望をもとに求人が紹介してもらえる。応募の際にも担当エージェントから推薦状や応募企業への口利きをしてもらえる。
情報収集
転職活動でまず最初に行うことは情報収集です。情報収集は大きくわけて2つ。「自分」と「企業」です。
情報収集の軸
- 自分について知る(自己分析)
- 企業について知る(企業分析)
自分について知る(自己分析)
転職活動の自己分析で重要なのは「自分の市場価値を正確に把握すること」とです。
特に新卒で入社した会社にずっといると、自分の市場価値を正確に把握できていない可能性があります。
自分ではあたりまえだと思っていた能力が、実は転職市場で評価されるということも…
本当はもっと評価されて高い年収が得られたかもしれないのに、正当な評価をされないまま適切じゃない年収で転職するなんてもったいないです。
自分の市場価値を測定する方法はいくつかありますが、おすすめは次の2つです。
- 市場価値(想定年収)をAIが算出してくれる転職サービスを利用する。
- スカウト型の転職サイトで、どんなスカウトが届くかをチェックする。
自分の転職価値を知る1つ目の方法は「[ミイダス]」などの市場価値を調べてくれる転職サービスを利用することです。
ミイダスでは、質問に答えながらスキルや能力をスマホで入力するだけで、カンタンに自身の市場価値から算出された自分の想定年収を知ることができるので、自分の市場価値を数値で定量的に理解することができます。
自分の転職価値を知る2つ目の方法はオファーが届く転職サイトに登録することです。
登録することで、自分の市場価値を把握でき、さらには良い求人がきたらもちろん応募もできるので、時間や体力をすり減らせずに転職活動を進めることもできます。
転職活動の最初の1歩として、現時点での求人数やどんな業界の求人が多いのかといった転職市場の動向を知るにも、転職サイトは役に立ちます。
無料で利用でき、3分くらいで登録完了するので、登録してみてください。
業界最大手。転職を考え始めた人がまず登録するサイト(スカウトも多いのが特徴)
企業について知る(企業分析)&求人探し
自分の市場価値を知った次は、転職したい企業を調べます。
転職サイトは各社、得意な分野や企業とのコネクションが異なるため、より多くの良質な非公開求人を得るために複数の転職サイトを利用します。
応募
転職したい求人を見つけたら、履歴書や職務経歴書を書いて、求人に応募します。
企業への応募は大きく「自分で直接応募」するか「転職エージェント経由で応募」する方法があります。
転職エージェント経由で応募するには、基本的に転職エージェントと1度面談をします。
面談で自分の職務経歴や希望の求人等の情報交換を行うことで、自分の職務経歴にマッチした求人を非公開のものを含めて紹介してもらえます。
履歴書・職務経歴書
転職するには履歴書と職務経歴書を準備する必要があります。
職務経歴書とはES(エントリーシート)みたいなもので、自分の業務の概要や業績、研究や特許の成果を記載する書類のことです。
研究職の場合は大学院の研究も概要に書いておきます。特に20代など年齢が若いほど、大学院の研究の伸びしろで採用されることもあるので、あますことなく書いておきます。
職務経歴書の作成のポイントは「自分の業務やスキルをすべて棚卸して一般化する」こと。能力や成果を一般化することで異業種や異業界にも通用する強い職務経歴書になります。
履歴書や職務経歴書の書き方も転職エージェントに相談することができますし、作成した職務経歴書を確認してもらうこともできます。
志望度の高い企業がある場合は、担当の転職エージェントにその企業の求める人材やスキルを聞き、企業のニーズにあわせたマッチング性の高い職務経歴書を作成することでより内定を勝ち取りやすくすることも可能です。
転職エージェントはガンガン使い倒しましょう。
応募
応募は個人応募も可能ですが、転職エージェント経由かオファー型転職サイトのスカウト経由で応募します。
理由は、個人応募だと書類通過がの難易度が上がるからです。
転職エージェント経由の応募には、担当の転職エージェントの推薦状が添えられ、転職エージェントの紹介という信頼感と箔がつきます。
転職エージェントと採用企業で実績があり、やり取りが頻繁に行われている場合には、転職エージェントからの根回しをしてもらえることもあるので、転職エージェントの恩恵は計り知れません。
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面接
転職面接は基本的には新卒採用と流れは変わりませんが、転職面接は就職面接よりも実務経験の見せ方が重要になります。
「たいした職務経歴がない…」と不安な方でも大丈夫。具体的な実績を一般化して初対面の人に成果のすごさが伝わるようにキチンと説明できれば、しっかりと評価してもらえます。
20代の場合は、採用の傾向としては新卒採用に近くて、今後の伸びしろが大きなウェイトを占めます。
若いほど未経験ポテンシャルでの転職でも可能。
適性検査・筆記試験
会社によっては、適性検査や筆記試験が課されるところもあります。
基本的には就活と変わらないので、対策本をつかって準備してください。
面接
登録して面談をして担当のいる転職エージェントなら、担当エージェントが面接の練習をしてくれます。
面接中の自分のクセは自分自身ではなかなか気がつけないもの。
面接でうまくいかない場合には、転職エージェントの面接対策講座必ず受けます。
特にオススメは[doda]です。dodaの1対1の転職面接対策は有益で「自分の職務経歴を上手に見せる視点」を教えてもらえたおかげ、転職面接無双することができました。
内定
希望の会社に内定をもらえるまで転職は頑張ってください。
転職活動は消耗しがちなので「もうこの会社でいいかも」と思ってしまうこともありますが、妥協は禁物。
私は「3ヶ月で転職先が決まらない」と言う煽りからの焦りで、転職活動に疲れてしまい、ちょっと違和感もありながらも内定がもらえたら企業に転職しました。
ですが、入社したところ業務内容も給与体系も聞いていた条件と異なっていたため、1年経たずに短期で再転職した過去があります。
転職エージェントは内定承諾を急かしてきますが気にする必要はありません。
納得いくまで転職活動をして、心から行きたいと思える会社の内定を勝ち取ってください。
条件交渉
希望する会社の内定がもらえたタイミングで、年収交渉が可能です。
転職エージェントは年収交渉に積極的です。
理由は、転職エージェントの報酬は成果報酬型で、転職者の年収の○○割と決まっているからです。
すなわち、転職した人の年収が高ければ高いほど、転職エージェントの報酬も高くなるため、転職エージェントもできるだけ転職者年収が高くなるように交渉を進めてくれます。
年収交渉はWin-Winなので、遠慮せずにガンガンお願いしましょう。
引き継ぎ
「立つ鳥跡を濁さず」どんなに嫌な上司だったり嫌いな職場だったとしても、後任の人への引き継ぎをしっかり行います。
特に自分しか知らない方法や自分しかできないスキルはきちんと整理しておくことが大事です。
たとえしっかり引き継ぎをしていても、前の職場から電話かかってきたりすることも…
私の場合は職場がブラックすぎて、退職ギリギリまで業務が立て込んでいたため、引き継ぎの時間を全く取れるような状態ではありませんでした。
結局、普段から記録していた自分用の作業手順書をそのまま引き継ぎ資料として渡しました。
普段から自分自身の業務効率の向上のためにも、作業手順書を作成しておくことをおすすめします。
退職
退職する際に迷うのは、退職の意思をいつ職場に伝えるべきかという点です。
気まずくなるので、あまり早い段階で伝えたくないなぁという思いもありますが、引き継ぎのこと考えると早いほうがベター。
法律上は、退職する2週間前までに退職の意思を示す必要があります。
会社によっては、1ヵ月前までに申告する必要があるといった慣習があるところもあるので注意が必要。
守らなくても、法律的には問題はありませんが、ゴタゴタ言われるのはメンドウなので気をつけてください。
まとめ:戦略的転職活動で内定獲得!希望の未来に進もう
内定獲得に向けた戦略的な転職活動の方法をまとめでした。
転職の成功の秘訣は「準備」と「攻略」。転職活動は情報戦です。
徹底した準備で、企業を転職面接を攻略するためにも、転職サービスを使い倒して情報戦を制しましょう。
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